抜歯はやはり嫌なことです。 まず、現在不安となっていることをきちんと担当にそのことを伝えることが必要です。 実際に親知らずがどの程度の状態であるのかは、レントゲン等の状態を見ていないので 簡単な抜歯であるのか? 難しい抜歯であるのか? は分かりませんが、 親知らずが横に生えていても比較的抜歯が簡単に行なえるケースもあります。 埋まっている状況によっては難しいケースもあります。 比較的簡単な抜歯であれば、抜歯後に腫れたり、痛みを伴うこともさほどない可能性もあります。 まず、担当医にどのような抜歯になるのかを聞いておくことが必要です。 また、抜歯が必要である状態の親知らずを 抜歯せずにためらっていると 抜歯が難しくなることもあります。 本来早く抜歯していれば、簡単に終えるような親知らずであっても 抜歯時期が遅れたために大変な抜歯となることもあります。 このようなケースであれば、 抜歯後に痛みが軽くなる処置とすれば、 早く抜歯することが最も良い方法ということもなります。 状況が悪化すればする程、 抜歯が困難になる場合もあることを十分にご理解して下さい。 そのためには、先に記載しましたように まず、担当医としっかり抜歯する予定歯の状況を聞くことが必要です。 もしかしたらすぐに抜歯すれば非常に簡単なケースであるかもしれません。 また、抜歯後にどれだけ腫れたり、痛みを伴う可能性があるのかも聞いておくことが良いでしょう。 もちろん同じ抜歯であっても 腫れたり、痛みを感じることには個人差があります。 また、抜歯前から痛み止めを服用することも痛みを軽減させる方法と言えます。 また、抜歯自体が怖いのであれば、 静脈内鎮静麻酔方法という 眠っている状態で抜歯する方法もあります。 目が覚めれば抜歯が終了していますので、 歯科恐怖症の方には、適した麻酔方法です。 担当医ともこうした麻酔方法で対応可能かどうかを聞いてみることも必要です。 また、抜歯前に抗不安薬を服用して、気持ちを落ち着かせてから抜歯をすることも有効な方法です。 さまざまな対応方法がありますので、 まず担当医としっかりと相談されることが良いでしょう。 怖いからといって抜歯時期が遅くなると 状況が悪化する可能性もあることを十分ご理解されることも大切です。
|