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神経を殺した後根の治療
2012年5月8日(火)15:21:24相談者:くま子 【茨城県】 女性 23歳
ご相談お願い致します。
以前に奥から2番目の歯が虫歯になり歯医者にて神経を殺し、偽歯をいれる処置をしてもらいました。
その後約1年位後でしょうか、痛みが伴い以前とは違う歯医者で診察した結果、差し歯があっていなかったらしく外し歯の中の治療を数回し被せの歯を装着して頂きました。
以前の治療で神経は殺しているので、空洞の状態になっていますが、ここで質問です。
1年ほど前から歯医者には月に1度のペースでいまだに通っています。
そこの歯の被せを外し根の治療と称しいつもそのくりかえしの治療です。
この治療はいつまで必要ですか??
このやり方意外になにか他に良い方法はありませんか??
以前に歯をつけることで先生から保険のきく銀歯か実費の白歯かと質問がありましたので、白い歯でとお願いしましたが、いまだなんの変化もなく今ついてる歯も偽歯ではないと思います。

毎月行くのであればなにか今の治療方の他に良い治療法がないもものかと悩んでいます。

Re:神経を殺した後根の治療
2012年5月10日(木)10:18:36回答者:杉山 大船駅北口歯科
治療期間が長いと通院するのも大変になってきます。
まず、現在の治療内容ですが、感染根管治療という方法です。
これは、神経を取った歯の根の中で膿みが溜まっている状態です。
もともと神経がある状態では、根の中(神経)は感染を起こしていない状態ですが、
神経を取る段階で感染したり、
被せ物を装着した後で隙間から唾液等が入り込み感染を起こす
ことがあります。
感染した細菌は、神経を取った根の中で膿みとなり、
それが大きくなると痛みを伴ったり、腫れたりします。
今回痛みがあったのは、このようなことが起こったと考えられます。
それでは、いつまでこの治療が続くのか?
ということですが、これには決まった回数があるわけではありません。
根の先(中)で膿みが溜まっているので、
この膿みを減少させることが目的ですので、
膿みが減少した時点で治療が終了です。
1回の消毒で膿みが減少することもありますし、
2〜3回かかることもあります。
稀には、膿みが多く、状態が悪い場合には10回以上かかることもあります。
そのため、このご質問のみで治療回数を確実に説明することは難しいのです。
一番良いのは、担当医に
「あと どれくらい治療回数がかかりますか?」
という質問をされた方が良いでしょう。
そうすれば、担当医から
「膿みはだいぶ少なくなってきますのであと1〜2回で治療は少なくなってきますよ」
とか
「膿みが非常に多いのでまだ何回か消毒がかかりますよ」
というような回答が得られると思います。
ご心配されずに担当医に聞いてみると良いでしょう。
次に「以前に歯をつけることで先生から保険のきく銀歯か実費の白歯かと質問がありましたので、白い歯でとお願いしましたが、いまだなんの変化もなく今ついてる歯も偽歯ではないと思います。 」
というご質問ですが、
これは、現在治療を行なっている奥から2番目の歯のことでしょうか?
もし、現在治療を行なっている歯であれば、それは仮歯です。
根の治療が完了しないと最終的な歯(白い歯であり、銀歯であり同じです)を装着することはできません。
根の治療中は仮歯となります。

次に他になにか治療法はないのかとのご質問ですが、
根の先に膿みが溜まっている場合には、先にも説明しましたように感染根管治療という方法が最優先して行なわれます。
しかし、根の先の膿みが大きく、消毒のみで改善しない場合には、
根の先に麻酔をして切開を行い、膿みを直接取り除く治療(歯根端切除術)を行なうこともあります。
ただし、この歯根端切除術には適応症がありますので、担当医に聞いてみると良いでしょう。
また、根の先の膿みや腫れ等がなかなか改善しない場合には、
他に問題があることもあります。
神経のない歯は、非常に脆く、亀裂が入ったり、折れたりすることがあります。
亀裂等は、治療時にはっきりと分かることもありますが、
根の先の深い位置で亀裂が入っている場合には、亀裂を発見することが難しいこともあります。
実際に感染根管治療を行なっても改善傾向がない場合で、後から亀裂を発見することがあります。
このような場合には、この亀裂が膿みや腫れ、痛みの原因であったのです。
この亀裂がある場合の対処方法ですが、
基本的に抜歯です。
どのような状態であるのかは、検査をしないを分かりませんので
担当医にしっかり聞いてみることが重要です。
次回の診察時に聞いても良いかと思いますし、
電話やメールで相談をされても良いでしょう。
疑問をもったままで治療を続けることは、決して良いことではありません。
なぜ治療が長引いているのか?
あと何回程度治療がかかるのか?
他に治療方法はないのか?
現在どのような状態になっているのか?
等をきちんと質問をしてみることが大切です。
ご心配されずに変わらないことは担当に質問してみることが大切です。



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